"タソガレ ノ ビギン"展 [MAXI GRAPHICAによる展覧会]
2008年9月17日[水]—10月5日[日]
版画表現の可能性を最大限に追求することを目的に1987年に京都を拠点に結成されたMAXI GRAPHICA - マキシグラフィカは、1988年に第1回展を京都市美術館で開催してから今年でちょうど20年を迎える。この間、彼らの版画の枠にとらわれないエネルギッシュな活動は日本のアート・シーンにインパクトを与え続けてきた。その単なる活動と言うよりも運動体に近い多様な表現の展開は、常に時代の先鋭としてのポジションを確立してきた。20年という節目の年に、「版画」とは何かを問い続けてきたメンバーはひとまずの区切りをつけるという。
京都市美術館で同時開催されるMAXI GRAPHICA/Final Destination展の一環としての小品展「タソガレ ノ ビギン」は、展覧会名から察するに、これで"終わり"ではなく、新たな"始まり"を期待させてくれる。
どこまでも挑発的で魅惑的な「版画」に心をゆだねてみようではないか。
MAXI GRAPHICA - マキシグラフィカ
メンバー
北野 裕之 KITANO Hiroyuki
倉地 比沙支 KURACHI Hisashi
三井田 盛一郎 MIIDA Seiichiro
三宅 砂織 MIYAKE Saori
吉岡 俊直 YOSHIOKA Toshinao
吉田 亜世美 YOSHIDA Ayomi
安東 菜々 ANDO Nana
池垣 タダヒコ IKEGAKI Tadahiko
出原 司 IZUHARA Tsukasa
木村 秀樹 KIMURA Hideki
田中 孝 TANAKA Takashi
中路 規夫 NAKAJI Norio
長尾 浩幸 NAGAO Hiroyuki
濱田 弘明 HAMADA Hiroaki
武蔵 篤彦 MUSASHI Atsuhiko